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CHANGE(1) |
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| 政治家のあるべき姿を問うドラマ!! | ||||
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| 2008年5月12日から、フジテレビ系列で、毎週月曜日の21:00 - 21:54(通称月9枠)で放送されている木村拓哉主演の連続テレビドラマ『CHANGE』(チェンジ)が残すところ後2話となった。 木拓主演のドラマをこんなに真剣に見るのは1996年の『ロングバケーション』以来のことである。 フジテレビは木拓主演で高視聴率を狙いに出たようだが、その目論見はもろくも崩れ去り、視聴率が20%を割り込む状況にある。 このドラマの性格から考えると何も無理に木拓主演に拘る必要はなかったのではと思ってしまう。 『HERO』では検事役だったので次は政治家というのではあまりにも発想が安易過ぎる気がしているのは私だけだろうか? 木拓を起用しても視聴率20%がやっとというのは「政治」というお堅いテーマを扱っていることを思えば攻められない結果ではあるのだが・・・ 一介の小学校教師が総理大臣になるというおとぎ話のようなドラマだが、じっくり見てみると、これが「政治家のあるべき姿を問うドラマ」であることが良く分かる。 夢物語だ理想論だと云う前に「政治」から「夢」や「理想」が失われてしまっている現状を考えてみる必要があるのではなかろうか。 9.11以降アメリカでは「リアリティ」を重視したドラマが主流となっている。アメリカの現状を考えればそれも已む無しなのかもしれないが、日本までそれにお付き合いする必要はないはずである。 三流の映画俳優が大統領になれたのだから、教師が総理大臣になっても不思議はないはず。 |
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| このドラマでは「政治」と共に「少子高齢化社会」における「子供たち」の問題もテーマになっているために、教師という職業が選ばれたことは想像に難くない。 第一話から現在の子供数とペットの数を比較して「この国は子供よりペットの方が多い」と選挙プランナーの韮崎(阿部寛)に言わせている。 政治家であった父と兄の急死によってしぶしぶ補欠選挙に立候補することになる朝倉啓太(木拓)が、選挙戦最終日に18年前の父親の汚職報道で市民を前に詫びるシーンがあった。 ここでも「必要な悪があるなんて子供たちに教えたくありません」という言葉が朝倉の口から出る。 こうした言葉を耳にするととっさに「そんな奇麗事を云っても・・・」とか「理想論だよ」という言葉が自然に浮んでくるのではなかろうか? こうした反応を当然と感じるか、「奇麗事」や「理想論」として片付けられない重要な問題だと捉えるかで状況は大きく変ってくると思っている。 私たちは「政治」にすっかり失望している。だが、「失望」していることと「諦める」こととは別の問題ではないだろうか? このドラマを通して私たちはもう一度「政治のあるべき姿」を「政治家のあるべき姿」を真剣に考え直してみる必要があるような気がしている。 そういう意味では30%台の視聴率はほしいところなのだが・・・ 。 |
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