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CHANGE(2) |
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| 政治家のあるべき姿を問うドラマ!! | ||||
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| 一介の小学校教師が総理大臣になるというおとぎ話のようなドラマだが、じっくり見てみると、これが「政治家のあるべき姿を問うドラマ」であることが良く分かる。 夢物語だ理想論だと云う前に「政治」から「夢」や「理想」が失われてしまっている現状を考えてみる必要があるのではなかろうか。 9.11以降アメリカでは「リアリティ」を重視したドラマが主流となっている。アメリカの現状を考えればそれも已む無しなのかもしれないが、日本までそれにお付き合いする必要はないはずである。 三流の映画俳優が大統領になれたのだから、教師が総理大臣になっても不思議はないはず。 このドラマでは「政治」と共に「少子高齢化社会」における「子供たち」の問題もテーマになっているために、教師という職業が選ばれたことは想像に難くない。 第一話から現在の子供数とペットの数を比較して「この国は子供よりペットの方が多い」と選挙プランナーの韮崎(阿部寛)に言わせている。 政治家であった父と兄の急死によってしぶしぶ補欠選挙に立候補することになる朝倉啓太(木拓)が、選挙戦最終日に18年前の父親の汚職報道で市民を前に詫びるシーンがあった。 ここでも「必要な悪があるなんて子供たちに教えたくありません」という言葉が朝倉の口から出る。 こうした言葉を耳にするととっさに「そんな奇麗事を云っても・・・」とか「理想論だよ」という言葉が自然に浮んでくるのではなかろうか? こうした反応を当然と感じるか、「奇麗事」や「理想論」として片付けられない重要な問題だと捉えるかで状況は大きく変ってくると思っている。 私たちは「政治」にすっかり失望している。だが、「失望」していることと「諦める」こととは別の問題ではないだろうか? このドラマを通して私たちはもう一度「政治のあるべき姿」を「政治家のあるべき姿」を真剣に考え直してみる必要があるような気がしている。 そういう意味では30%台の視聴率はほしいところなのだが・・・。 |
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| 朝倉啓太(木村拓哉)は、美山理香(深津絵里)や韮沢勝利(阿部寛)らの協力を得ながら、その誠実さが民心を動かし見事、補欠選選挙に当選した。 早速上京し、国会議事堂に向った啓太を迎えたのは理香と数人の職員のみだった。 総選挙ではなく補欠選挙で当選した議員を追いかけるようなマスコミはいないハズだった。 が、偶然廊下で現内閣総理大臣の鵜飼武彦(伊東四朗)に遭遇した啓太は、はからずもニュース番組でとりあげられることになる。 一躍時の人となった啓太は“国会王子”という愛称までつけられるほどの存在となる。 一方、同じ政友党議員たちからは、啓太が父親の過去の不正を認めたことを指摘され、厳しい言葉を投げられる。 ただ、神林正一総務会長(寺尾聰)だけは啓太を守る。神林は理香に啓太の秘書になるよう命じた。 理香の指導のもと、啓太はわけも分らぬまま常任委員会に出席する日々を送ることになる。 そんな中、啓太が住む家にいきなり韮沢が転がり込んできた。 さらには補欠選でウグイス嬢だった後援会会長の姪、宮本ひかる(加藤ローサ)までが啓太を慕って突如家を訪れてきて、手伝うと言い出す始末。 冗談じゃないと、理香は止めようとするのだが、韮沢の口ぞえもあり、ひかるは啓太の側にいることとなった。 |
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| 啓太は生方恒男(石黒賢)という若手議員と知り合う。議員だった父親の急死で、いやいやながら立候補したという生方に、啓太は親近感を抱くのだ。 二人が食堂で、そんな話をしているとニュースが鵜飼総理のセクハラ疑惑を報道した・・・ もともとスキャンダルのあった鵜飼総理にとって、今回は責任逃れの出来ない大惨事となる。 内閣支持率も、ついに消費税以下の4%。逆に、啓太の人気は留まるところを知らない。そして、ついに鵜飼総理は辞職を表明した。 その日は、啓太が神林と食事をともにすることになっていた。だが、啓太のもとに村山(泉谷しげる)という男が陳情に来て引き止められることに・・・ 理香は、早急に済ませろと促すのだが、啓太は取り合わず村山の話に聞き入る。 一方、啓太を待つ神林のもとには、小野田朝雄幹事長(中村敦夫)、二瓶栄(神山繁)、外務大臣の垣内達彦(大林丈史)という政友党の重鎮がそろっていた。 居合わせた人々に神林は、次の総理を誰にするのか? と、問う。けん制し合う重鎮たち。すると、神林はひとつの提案を持ちかける。 ようやく村山が帰り、啓太と理香が神林の待つ料亭へ急ぐ。二人が謝りながらふすまを開くと、すでに神林ひとりしか残っていなかった。 神林は、啓太の遅刻を責めるようなことはなかった。それどころか、総裁選に立候補するようにと啓太に告げるのだった・・・。 |
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